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ピロートーク

やがて性愛

やっぱり好きと思ふなり

怒ったり主張している 愛だの恋だの 暴言

あっもうダメですね私たちお別れですね、と自分(とあなた) の関係に限界を感じ、少しセンチメンタルになりつつも、これからどうしようかなと考えた。そうだクリスマスプレゼント代が浮くから、その分で自分用にブランド物の良いコートでも買おう。
でもそしたら、わたしはそれを着るたびに終わったものを思い出したりして泣くのだろうか、うーん、泣かないだろうな。


わたしは身に付けるものに関しては結構クールで、例え話だけれど、酷い別れ方をした恋人でも、物自体がよければずっと使い続けるタイプだ。物そのものが悪いんじゃない、悪いのは貴方自身で、貴方だけが悪いからこそわたしはもらったものを悪くは言わない。

坊主憎いがその袈裟ええやん。左手薬指系のリングなら使えないかもしれないけれど、生憎その手のものは贈られたこと無いから今はまだ分からない。
そんなわけでコートを着るたびに切なくて泣くなんてことは、わたしに限ってきっと無い。


色んなファッションブランドのホームページ見て、コートの目星をつけていたら、ふとした時に連絡が来て、いとも簡単に仲直りをしてしまった。


あ、コート…と少し思ったけれど、いくら素敵なコートも一人の人間には敵わないので、目星をつけてたコートは諦めて少しだけランクを落としたコートを買うことにした。しょうがないしこれはこれでOK。
でも、コートが欲しいな、っていう欲望に忠実に、あくまでも自己中心的に生きていきたいってわたしは思う。だから言っておくけれど、コート代の余りがあなたへのプレゼント予算ですから、そこのところ、調子乗らないでよね。そんな風に悪態づいて、なんとかわたしは元気です。

<湯ざめしてやっぱり好きと思ふなり/黛まどか>