ピロートーク

やがて性愛

はははと笑ふこれがわたくし

暗殺教室、ラストまで読んだ?

わたし、少年漫画を読めない脳の持ち主なんだけれど、あれは読めたのよね。映画やアニメは見てないジャンプも読んでないコミックス派でした。

それで、7月4日に最終巻が出たからわたし当然買ったんです。同時発売で卒業アルバムを模したファンブックみたいなのもあって。買うか悩んだんだけれど、とりあえず漫画だけ買って読んで保留することにした。凄く良かったよ。ラストなんかちょっとじーんと来ちゃった。だからファンブックも買うことにした。

ファンブックにはE組のみんなの裏設定やそれぞれの進路が書いてあった。たとえば渚なら○○高校→○○大学→○○高校に教員として赴任、みたいな。

菅谷はアーティスト、岡島はカメラマン、奥田さんは研究者、中村さんは通訳、千葉君は建築士。進路相談の時に「体動かすのは好きだけれど進路ってなるとなあ~」と悩んでいた岡野さんは体育大学に進学している。

胸がきゅうっとなった。やっぱり、夢は叶えなきゃいけませんか。好きなものはずっと好きで居続けなければ話はまとまりませんか。

 

 

わたしは職業的な夢らしい夢は叶っていないけれど、中3の時に将来やりたかったことは、趣味で続けられているからまだ良い方なのかもしれない。やっぱり中学3年生時の1年間を殺せんせーと一緒に過ごすぐらいしないと、夢って叶えられないのかしら。それともE組の子たちは元からしっかり強固な夢を持っていたのかしら。殺せんせーの教育の賜物?個人の資質?

 

教員とか介護士とか医者みたいな資格系の職業なら、どうやってなるのかイメージがつくし頑張ればなれるなあって気がするんだけれど、アーティストや雑誌の編集ってどうなるのか未だによくわかんない。

アート作品を作ってそれで収入を得られたらアーティスト?出版社に入社して編集部に就いたら編集者?出版社に入社できても編集部に就けるかどうかは分からないこととかは上が決めるから分からないってこともあるし。せっかく編集者になりたくて出版社に入社したのに気がよく利くから、と総務部に就く可能性だってゼロではないんでしょう。だとしたら、どうしたらなれるんだろう。

 

 

だから、わたし、もうそれぞれ好きな肩書つけて良いと思う。夢の着陸地は自分で決めていいんじゃないかしら。高城剛がハイパーメディアクリエイターを名乗ってなんかウケてたけれど、あれでいいと思う。自称で良いよ、そうでなければ悲しいよ。わたしはね、今のところ「ニャンのおねえちゃん」「カレー部部長」「楽しい消しはん屋さん」「セクシーOL」という肩書を背負ってるよ。いいでしょ。カッコいいでしょ。背負いたいものだけわたしは背負うよ。肩こり持ちなんで、余計なもの背負ったらすぐ爆発すっからね。どっかーーーん。ちゃんちゃん。爆発オチでした。

 

<またしても湯槽にお湯を入れすぎてはははと笑うこれがわたくし>小田辺雅子