ピロートーク

やがて性愛

考え事

幾度も海を確かめに行く

最近はこのへんはじめっとしていてどうも夏らしくない。暑いのも嫌だけど、どんよりとしているのも陰気くさくて嫌だ。昨日はポケモンGOやりたさに一人で横浜に行き、一日中モンスターボールを投げたり進化させたり街中をうろうろしていたら、日光なんか全然…

部屋のまんなかでくらくらとなる

昔 付き合っていた人が、作文が好きだったのか作家に憧れていたのか、自分で書いた小説やエッセイや詩や作文をよく読ませてくれた。多分彼には才能は無かったようで、わたしはたいして面白くも美しくも無いな、と思いつつ、でもそうは言えないので、適当に「…

押しつけるせかいではなく

今よりずっと若かったころより、あらゆるものを許せるようになったなと思う。人の嫌な振る舞いや、社会の不条理など、前まではすぐに怒っていたのに最近は穏やかな気持が続いている。が、その分許せないものも出てきた。それは『他者へ欲望を持つこと』だ。 …

長生きができたらいいな

死ぬほど、という比喩が凄く好きでたまらなくって、聞くたびについニヤニヤしちゃう。 わたしが今おつとめをしている会社は、今は閑静な雰囲気の街にあるけれど、数年前までは、若者の街という感じのところにあったらしい。周辺にはレストランや飲み屋やカフ…

スピッツの美しい歌詞10選(⑥~⑩)

①~⑤の続きぞな もし atsukohaaaan.hatenablog.com

スピッツの美しい歌詞10選(①~⑤)

スピッツが今年で結成30周年というアニバーサリーイヤーを迎え、CDを出したり、ライブをやったりとお祭り騒ぎなこの頃である。中学生の頃からファンになったわたしにとっても、今年はファン歴10年のアニバーサリーイヤー。 そんな中こんな愛溢れるブログ?を…

君までのきょりわるじかん

わたしが今まで付き合ったりした人たちがそういう人達だったのか、それとも男とはそういうものなのか。比較対象が少ないからいまだに分からず、ただただ「ああそういうものなんだろうなあ」とだけ認識してること。彼らはなぜ恋人の家に自力のみで行こうとす…

それならばまんまとかかって

君の名は。について今さら考えている。 入れ替わりとかの謎現象や「君」じゃなければならない理由が明らかになっていないところが面白かった。 入れ替わりについては「若い頃によくある現象」と言われただけだったし。従来の漫画とかだったら瀧君と三葉は前…

約束の果たされぬ故につながれる

おまえの言うことはあてにならんと親戚中から注意を受けた。知らない知ったしこっちゃ無い。そもそも、わたしは“あてになる奴”なんかになるのはまっぴら御免なのだから、親戚の皆さまには申し訳無いのだけれど、この手の注意叱責はちっとも効果が無い。でも…

哀願と呪詛をいだきて

体育教師の「二人一組になれ」コールが怖かったという話を見ると、ああみんなそうだったんだと少しホッとする。わたしは今でもそれらの類のものが怖くてしかたない。 ビルのエレベーターの中で、わたしは4人の人と乗り合わせる。内訳、男性二人と女性二人。…

ひとり獣の死ぬるより

わたし、誰とも結婚しないで子どもも居なくて身寄りも無くなったら、郊外の田舎の町に住みたい。それで、狭くていいから庭のあるおうちに住むの。それで、猫か犬をたくさん飼うの。放し飼いだし、去勢やワクチンとか、一切しない無責任な飼い方。トイレトレ…

楽しくて役に立たないものがいい

今年からカープファンになった。そのことを兄に伝えたら「今年からってのがダサいよな」と言われてぐうの音も出ない。兄はベイスターズファンなので「調子はどうっすか」と聞くと「まあ昨年よりはね」と言っていた。 ダサくても好きになっちゃったのはもうし…

夢の産む言葉が道に

「ピアノは鍵盤楽器か?それとも打楽器か?」と誰かと議論する夢を昨晩見た。 「ピアノは打楽器だろう。鍵盤を打つことによってピアノ本体の中にある音が出る器官から音が出るんだ。これは打楽器だろう。」「いや、鍵盤楽器だろう。確かに仕組みとしては「打…

はははと笑ふこれがわたくし

暗殺教室、ラストまで読んだ? わたし、少年漫画を読めない脳の持ち主なんだけれど、あれは読めたのよね。映画やアニメは見てないジャンプも読んでないコミックス派でした。 それで、7月4日に最終巻が出たからわたし当然買ったんです。同時発売で卒業アルバ…

もう一つの人生なんてどこにもない

朝や夕方の情報番組を見るのが結構好きだ。司会者や常任コメンテーターの批評や切り口や安定の流れなんかも見ていて面白いけれど、一番好きなのは各ニュースごとに呼ばれる「その道の専門家」たちの意見や振る舞い方。 「日中間の政治情勢に詳しい○○大学△△学…

春画など集めたるなど

舛添知事の政治資金の問題で非難轟轟らしい。ニュースを見る限りは。へえ~~としか思わずに済んでいるのは多分わたしが都民じゃないから。都民だったら「わたしが払った税金をそんな風に使うなんて!!!」と憤怒ぐらいしてたかもしれない。 まあ当たり前に…

これ以上大きくならぬ猫をいだき

飼いネコは年をとると、人の言葉を理解し尻尾が二つに分かれ手拭いをかぶり人の目を盗みながら踊る「猫又」になるらしい。 うちのニャンも夏には10歳になるので、 ※(彼は7月生まれのかに座のはずだ) ※(なぜ“はず”なのかというと、彼は10年前の7月の終わり…

君は最後の抱擁をする

たまねぎとかミョウガとかああいう薄皮が重なってできている野菜。どちらもそんなに好きじゃないんだけれ剥いてむいてムイテいくと細くて小さな芯みたいなのがあるじゃない。あんな気持ち。わたしは抱きしめられていた。 効果音でいうなら“ひゅるひゅる”色で…

形なきものを分け合ひ

詳細はよく知らないんだけれど、熊本の震災で被災者女性の生理ナプキンが足りないという声に対して男性の偉い人がナプキンは贅沢品!みたいにトンデモなこと言ったらしく大炎上している。らしい。合ってるよね? もしこの一件にコメントを求められたら、わた…

君こそもつと知りたきひとり

「いま言ったじゃない。セクシーって。どういう意味?」 「知らない人を好きになること」 クレストブックスから出ているジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』という短編集では「停電の夜に」という表題作が素晴らしいんだけれど、「セクシー」という話がやけにひ…

モンスターズユニバーシティの話(仮タイトル)

モンスターズ・ユニバーシティ ディズニーピクサーの人気シリーズの最新作となって、1からファンだった私は、飛びつくように映画館へ見に行った。 絶対に面白いとは想像してはいたけれど、やはり面白い。私がアニメーションではもっとも大切であると考える…

有る程の菊投げ入れよ棺の中

中学生から高校生にかけて、友人の影響でレミオロメンのファンだった。 CDを買い、ライブに行き、歌詞や歌に思いをはせた。 レミオロメンは今、活動を休止している。よく数えてみると、活動を休止からまる4年も経っていることに気づき、正直驚きを隠せない…

わたしはあなたを見る事が出来ない

ここ数年で視力が一気に下がり、メガネを使うようになった。 といっても、わたしの言う「視力悪い」は、幼少からのメガネユーザーの友人によると「まだ甘い」らしく、わたしのメガネをかけては「自分にはこの程度の度では何も見えない」と言われる。視力が悪…

われら鬱憂の時代を生きて

オッサンとは大河ドラマが好きだ。 わたしの父を見ていると、つくづくとそう思う。人はオッサンになると(もとい齢を重ねると)、時代という自分の手ではどうしようもできないような大きな枠に惹かれるのだろうか。それとも、今生きている現在から遠いものに…

あたしの冬には出口がない

好きで好きで大好きで。 バレンタインデーがあって本当に良かった。バースデー(※わたしは10月生まれ)、ハロウィン、クリスマス、お正月……と、あらゆるイベントにこぎつけては会いたがったり寂しがったり、それをなんとか繋ぎあわせてここまでやってきたよ…

愛に友だちはいない

愛と勇気だけが友達さ、とアンパンマンかく語りき。 知恵がついた小学生とかはあの歌詞に対して「愛と勇気だけが友達とかwwww」「バタコさんやジャムおじさんは友達じゃないんだwwww」みたいに笑うけれど、わたしはそのように笑う彼らを、大きな講堂にに召集…

性愛は打ち消しがたく

要するに何が言いたいかというと「人のセックスを笑うな」ということだ。 松山ケンイチ主演の映画の話がしたいんじゃない。もちろんその影響を受けての発言ではあるけれど。あの映画を見たのは確か高校生のときだった。タイトルには衝撃を受けながらも松山ケ…

攫はれゆきたし

カリスマ性のある俺様少年と普通のワタシ。少女漫画によく見られる組み合わせだ。彼女の通う学校には、どういったわけか絶対的な支配力を持った生徒会があったり、圧倒的なカリスマ性を持つために奔放な言動を許される少年、アイドル活動をしながらも普通の…

人憎まねば立ち直れぬのか

「…忘れちゃえよ 悪い犬にかまれたと思って」「そんなこと言わないでよ 無神経ねあんたたち男ってじゃあ あんたは犬にかまれたことを忘れられるの?」 『河よりも長くゆるやかに』吉田秋生 性にまつわることを一言つぶやけば、あっというまにRTやふぁぼは稼…

われは珈琲でかた眼失くした

最近ちょっと、やばいんじゃないのと言われたときわたしはコーヒーに三杯目のミルクを入れているところだった。 えっ なにが と聞くと、いやほら、そういうところ、と手に持っているコーヒーフレッシュを指さされた。実はお砂糖もペットシュガー一本分入れて…

誰かを愛した季節が終わる

先月、親と伊勢旅行をした際にお土産物屋でお土産用ストラップを買ったら、レシートには携帯ストラップ、と記されていた。携帯ストラップ、なんだか懐かしい響きに感じた。 スマホを持ち始めてから数年が過ぎて、いつのまにか“携帯電話”を持っていた時間を超…

好意という香り燻りし

飲み会の帰りにふとスマホを確認すると、あの人もすぐ近くで飲み会中だということを知った。お互いに終わる時間帯が重なったので、駅で待ち合わせて少し話す。 「タバコ吸う人が、同席してたでしょう」と聞くと「自分以外は全員喫煙者だった」と言われた。 …

はじめからあとがきを読むような恋

「それでも女っていうのはバンドマンに抱かれる生き物なんスよ」という一文を読んで衝撃を受けた。 バンドマンに!?抱かれる!!!???? かつてはサブカルとくくられていたわたしだけれど、バンドマンに深く深く思いを寄せることはなかった。追っかけを…

白い手紙がとどいて

花が届いた。 最近の小さな体調不良や心のとげとげが、花を見ているだけでまあるくおさまっていくような気持ちになる。前回届いたときも、今みたいにちょっと不調が続いていたときだったなあと思いながら、花びらをいらってみる。 いいタイミングだなあ、と…

硝子の弾丸を撃つ

生まれて22年、平均身長平均体重中肉中背。健やかにのびのびと育ったわたしはあらゆるものを憎んでいた。 理不尽な犯罪、動物をいじめること、すぐに充電が切れる携帯電話、平気な顔してドタキャンしてくる知人。電車で空いた席を割り込んで座ったカップル。…

君のまつすぐな愛

離任式にI先生が来るとは思わなかった。女子高生たちはきゃあきゃあ驚きと喜びが混じった声でざわめいていると、檀上に立ったI先生はあいかわらずのぼそぼそした声で話し始めた。「もう一度会いたい、と思えるような女性になりなさい」 「そう思ったから僕も…

「さみしさに嘘はつけない」

「あっちゃんは寂しがり屋だから」と言われてたじろいだ。「えっ」さみしがりや。わたしはさみしがりや、だったのか。 ハードボイルドにクールにキめたいと思っている身としてはだいぶショッキングな言葉だった。一人で映画も散歩も買い物もできるし、一日中…

いまさら純潔など

果物の持つ魅力は甘さとかの味覚云々よりもみずみずしさだと何より思う。 果物のことは詳しくないのだけれど産地によって糖度とか皮の硬さとか、そういう違いってあるのかしらんって考えているうちに、いつも食後のデザートの皿は空になっている。 物足りな…

花にある水のあかるさ

はじめてはいつも緊張して楽しくて悲しい、 ことが多い気がする。あくまでも気に過ぎないのだけれど。 こんばんは、お久しぶりに書かせてもらいます。 2014年ももう終わり、わたしは来年には社会人になります。自分のありとあらゆる初体験をみずみずしい感性…

女らは薔薇の香をかいでいる

高校2年生のある時期、わたしのグループは家庭科室掃除を担当していた。(グループといっても、名前の順で同じあたりの人たち御一行だけれど) 掃除中は、家庭科の若い女の先生と、わたしのクラスの副担任の若い男の先生が見張っていたけれど、女子校らしく朗…

わたしを忘れてしまつていいから

BUMP OF CHICKEN、あまり詳しくないんだけれど、この前『花の名』って曲聞いて驚いた。 ♪簡単な事なのにどうして言えないんだろう言えない事なのにどうして伝わるんだろう 一緒に見た空を忘れても一緒にいたことを忘れない あなたが花なら沢山のそれらと変わ…

君という素直な幹を愛しつつ

初恋は近所の幼なじみの男の子で、小学生高学年のときだった。その男の子の母親とわたしの母親は仲が良く、今でも時々ランチしたりしている。母がランチから帰って来ては、その男の子の現在の話を聞いて、想像するのがとても楽しい。 もちろん、彼は今はただ…

午後の光のただ中にゐる

お盆の時期は実家にも帰らず、介護の実習として、特別養護老人ホームにせっせと通ってた。 実習の内容は、利用者のおじいちゃんおばあちゃんとおしゃべりをしたり、車椅子を押したり、一緒にお歌をうたったり、雑用(掃除洗濯等)をしたんだけれど実習の五日間…

赫き赫きマニキュアをぬる

身の程を知っているから、顔とかスタイルとかそういうのは、アイドルや女優さんみたいにきれいになれないって分かってる。 でも、しぐさやふとした表情や言葉づかい、服装や持ち物といったところでなら努力次第ではかわいくなれるなあと気づき、そこそこ気に…

われらかつて魚なりし頃

バイト先にいる魚にえさをやるとパクパク食いつく。その姿を見て驚いたことは、水面の辺りまで上がってえさを食べるのではなく、降ってくるえさに狙いを定めて食べることだった。たくさんの量を食べたいのなら、水槽の上へあがって捕らえるのが良かろう。そ…

かささぎの橋の架くる夜もすがら

幼稚園児の頃、七夕の笹飾りにシンデレラになりたいと書いた。白雪姫にするか迷ったけれど、白雪姫は一度死んでしまうのが怖くてやめた。死んじゃうくらいなら、ちょっと継母たちにいじめられてもお姫さまになれる方が良かった。 小学生の頃、なりたいものは…

焼き亡ぼさむ天の火もがも

万葉集にある狭野茅上娘子の有名な相聞歌 君が行く道のながてを繰り畳ね焼き亡ぼさむ天(あめ)の火もがも訳:あなたがこれからいらっしゃる道の、長い道のりを手繰り寄せてたたんで、焼きつくしてしまう天の火がほしい 簡単に言うとこれは、恋人が罪を得て越…

透明の明日へつづける路ありて

チャットモンチーのギター&ボーカルの橋本さんが結婚してたことと妊娠してることを発表。わたしは、あーってなった。 昔付き合っていた男の子が、チャットモンチーも橋本さんのことも好きで随分熱をあげていた。わたしもチャットモンチーのファンだったし、…

僕は君を<冬>と名付けた

バイト先の喫茶店の常連さんに、外国人のとてもかっこいい男の人(日本語ペラペラ)が来ている。他の店員のおねえさんやお兄さんみんなこっそりと、「あの人すごくかっこいいよね」と話しているけれど、外国人に興味がないわたしとしては「あぁまあはい、そう…

犬は入りゆく人類博物館

頬づえは顔の形をゆがませる…とは雑誌かテレビかなんかで知っていたからしないようにしていた。だけれど、寝るときに横になって顔を布団につけるような形で眠るのもどうやら良くないらしい、ということを最近はじめて知った。 わたしはニコッと口を開けて笑…