ピロートーク

やがて性愛

マンガとかそういう

「ドラえもん のび太と宝島」鑑賞文(ネタバレ有り)

ドラえもん のび太の宝島 を知人と見に行った。そのぐらい時間を持て余してしょうがない日があったのだ。劇場版のドラえもんを劇場で見るのはわたしは15年ぶりぐらい、知人は20年ぶりだった。 物語の基本にあるのは親子愛と勇気。ドラえもん一行は宝島冒険の…

饒舌をときにたしかな証とも

昼過ぎからのデートだったから早起きする必要がなかった。のんびりと起きて、作り置きしていたカレーをブランチとして食べて、食後にはコーヒーを飲んだ。わたしはカレーもコーヒーも大好きで、三食どころか四日間ぐらいこの組み合わせでも構わないぐらいだ…

それならばまんまとかかって

君の名は。について今さら考えている。 入れ替わりとかの謎現象や「君」じゃなければならない理由が明らかになっていないところが面白かった。 入れ替わりについては「若い頃によくある現象」と言われただけだったし。従来の漫画とかだったら瀧君と三葉は前…

羽海野チカの漫画。 その2

羽海野漫画でもう一カ所気になること。、誰もかれも「父親」が居ない。学術的に論じようとするなら「父性の喪失」とでも言うんでしょうか。ハチクロだと、はぐちゃん、森田さん、竹本くん。ライオンだと桐山零や川本家3姉妹(一度死んでしまい、復活ののちに…

羽海野チカの漫画。

今さらだけど、羽海野チカの漫画が好き。読んでいると、いちいち心を動かされて忙しい。批評や皮肉を言う暇もないほどに好きだし、多分これからもずっと読み続けると思う。 「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」のどちらも、天才を書いた漫画。はぐち…

どうしてもつかめなかつた

テレビの健康番組で顎関節症をゲストの医者がパネルを使ってタレント達に紹介しているのを見て、中学時代の友人Tを思い出した。Tは、なんか変な子だったなあと思う。ふつうに可愛くて勉強もできる子だった。一時は凄く仲良くしていたけれど、なんか変なこと…

はははと笑ふこれがわたくし

暗殺教室、ラストまで読んだ? わたし、少年漫画を読めない脳の持ち主なんだけれど、あれは読めたのよね。映画やアニメは見てないジャンプも読んでないコミックス派でした。 それで、7月4日に最終巻が出たからわたし当然買ったんです。同時発売で卒業アルバ…

攫はれゆきたし

カリスマ性のある俺様少年と普通のワタシ。少女漫画によく見られる組み合わせだ。彼女の通う学校には、どういったわけか絶対的な支配力を持った生徒会があったり、圧倒的なカリスマ性を持つために奔放な言動を許される少年、アイドル活動をしながらも普通の…

人憎まねば立ち直れぬのか

「…忘れちゃえよ 悪い犬にかまれたと思って」「そんなこと言わないでよ 無神経ねあんたたち男ってじゃあ あんたは犬にかまれたことを忘れられるの?」 『河よりも長くゆるやかに』吉田秋生 性にまつわることを一言つぶやけば、あっというまにRTやふぁぼは稼…

「さみしさに嘘はつけない」

「あっちゃんは寂しがり屋だから」と言われてたじろいだ。「えっ」さみしがりや。わたしはさみしがりや、だったのか。 ハードボイルドにクールにキめたいと思っている身としてはだいぶショッキングな言葉だった。一人で映画も散歩も買い物もできるし、一日中…

なほ胸火照らせるときめきのあり

最近、携帯によく知らないアドレスからURL付きでメールが来る。ゆうきくんからである。 内容は2~3行だけ、そこから続きを読みたい場合はURLからサイトに飛ばなければ見れないようになっている。最初のころは「こんにちは☆ゆうきです!良かったらお…

滅ぶことなく生くる哀しさ

恋人が友達と「死ぬのってこわいね」みたいな話をしたそうだ。 その友達は「俺は不老不死の薬を飲んでずっと生きていたい」と、恋人はそんなの嫌だと言った。 その話を聞いて、わたしは「不老不死の薬ねえ」と笑った。「じゃあわかった、不老不死の薬、一緒…