ピロートーク

やがて性愛

花影に影を重ねて二人かな

さっぱりした好意を持ち合った関係というのは良いな、と思ってる人がいて。健全で良い友人関係を築いてこれている。 平日の仕事終わりに会うことが多くて、だいたい集合時間は19時半、解散時間は22時前。話しが合うから楽しい。もう一度言うが健全で良い友人…

写真のきみを切り刻む

子供のときに、学校のイベントが終わるごとに作文を書かされたものだが、とても苦手だった。遠足中にやったことは覚えてて、時系列に物事を書くことはできる。その途中途中で何を考えたかは書けるが「ユミちゃんのお弁当にポケモンのかまぼこが入っていて、…

輝けわれの雑多なる生

ミニマムライフやシンプルな暮らし、はわたしには到底無理な話で、目をはなせばすぐに物が増えてしまう。物を増やさないように努力はしているが、定期的に片づけをしてなんとかわたしの暮らしは体裁を保てている。この“いっぱいいっぱい”がわたしのダサさの…

「ドラえもん のび太と宝島」鑑賞文(ネタバレ有り)

ドラえもん のび太の宝島 を知人と見に行った。そのぐらい時間を持て余してしょうがない日があったのだ。劇場版のドラえもんを劇場で見るのはわたしは15年ぶりぐらい、知人は20年ぶりだった。 物語の基本にあるのは親子愛と勇気。ドラえもん一行は宝島冒険の…

思えば遠き春のこと

昨年2月に祖父が亡くなり、4月には四十九日が行われた。喪服を着て新幹線で新大阪へ向かった。法要は夕方前には終わったが、父母は実家の片づけや引き出物の準備等があるとのことなので、わたしと兄の二人で先に東京へ戻ることになった。 その時期、ニュース…

それぞれの影を濡らして

かっこいい別れを演出するためにお習字を習いたい。 たとえば、互いに愛しあっているのに、別れを切り出さなければならない恋なんかだと理想的だと思う。直接でなんてとても言えないから、サイドボードの上にあるメモに「さようなら」と一言書いて、わたしは…

2017年下半期 読書記録

2017年下半期は、ほとんど資格の勉強に費やしたりしてたので読書はなかなかできませんでした。本棚の本を取り出して、久しぶりに読んだり、勉強の本を読んだりばかりでした。 てなわけで、初めて読んだ本で、よかったものは一冊だけ。 ○昔々の上野動物園、絵…

渋谷から阿佐ヶ谷までの終バスに

渋谷が苦手という話。 都内の大きな駅はなんとなくイメージがつくけど、渋谷だけはどうしても何度行っても意味がわからない。 新宿もややこしいかもしれないがブロックごとにイメージしたら大体分かる。東口はアルタや伊勢丹、少し行けば三丁目と歌舞伎町。…

夜の浮浪の群に入りゆく

自分は人並みにきれい好きだとは思うが、潔癖症というわけでは全然無い。周りに自称潔癖症の人が何人かいるので、聞いたところ、多かれ少なかれこんな感じだった。 ・自宅以外の便座に座りたくない・人~他人がにぎったおにぎりは嫌・洋服の貸し借りに抵抗有…

あの夏の数かぎりなき

京都の人は京都プライドがすごいから、「前の戦争」っていうと太平洋戦争じゃなくて『応仁の乱』をさすらしい、という話を聞いた。都市伝説?わたしは京都にあまり縁がないから「そうかあ」ぐらいにしか思わない。京都市以外を京都と認めない、とか、都落ち…

どこまでも本気でしたか

『話聞いてみると、そいついつも一人で飯食ってるんだって。やっぱり食事は家族でしないとね…』教師をやっている知り合いが「家庭環境が複雑な子」の食事事情の話を始めた。そんなことを聞いたからには黙っていられない。 「家族そろって食事をして、そこで…

「いま風をたべているの」

知り合いが第二子妊娠中らしく、わたしも嬉しい。第一子は坊やだった。産まれたての頃、わたしも抱っこをさせてもらったがとても可愛かった。今は2才になったそうだ。最新の写真を見せてもらったら健やかに成長しているらしく、この前までは赤ちゃんだったの…

わが生きざまのごとき灯が

「ダメな大人」の影響力はすごいという話です。 知ってるかもしれませんが、わたし、たけし映画が好きでして、昨年の頃に『菊次郎の夏』を見たんですよ。見てない人のためにおおざっぱにネタバレ抜きであらすじ説明します。 小学3年生の少年、正男は東京の下…

おれの話をちょっと聞いてくれよ

小中学生のころに書きめぐった「プロフィール帳」のことを思いだし、懐かしい気持ちになった。あれは良いカルチャーだったと思う。今でもあるのだろうか。当時書いていた時、まあ多少人の目を(読まれるということを)意識しながら書いてはいたし、少しぐら…

相聞の歌など持たず

夜中に電話で話していた。相手は少し酔っていて、さっきまでの飲み会のことやこの前のデートの話や仕事が忙しいということについて、酔っぱらい独特の緩急つけた調子で話していた。わたしも色々話す。会話に一瞬間が生まれて、あ と言うより先に「それでいつ…

幾度も海を確かめに行く

最近はこのへんはじめっとしていてどうも夏らしくない。暑いのも嫌だけど、どんよりとしているのも陰気くさくて嫌だ。昨日はポケモンGOやりたさに一人で横浜に行き、一日中モンスターボールを投げたり進化させたり街中をうろうろしていたら、日光なんか全然…

部屋のまんなかでくらくらとなる

昔 付き合っていた人が、作文が好きだったのか作家に憧れていたのか、自分で書いた小説やエッセイや詩や作文をよく読ませてくれた。多分彼には才能は無かったようで、わたしはたいして面白くも美しくも無いな、と思いつつ、でもそうは言えないので、適当に「…

押しつけるせかいではなく

今よりずっと若かったころより、あらゆるものを許せるようになったなと思う。人の嫌な振る舞いや、社会の不条理など、前まではすぐに怒っていたのに最近は穏やかな気持が続いている。が、その分許せないものも出てきた。それは『他者へ欲望を持つこと』だ。 …

長生きができたらいいな

死ぬほど、という比喩が凄く好きでたまらなくって、聞くたびについニヤニヤしちゃう。 わたしが今おつとめをしている会社は、今は閑静な雰囲気の街にあるけれど、数年前までは、若者の街という感じのところにあったらしい。周辺にはレストランや飲み屋やカフ…

「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」

カウンター席に並んで二人で食事をしていた時に言われた。 犬を飼いたいんだよね わたしは飼ったことこそ無いけれど、大賛成した。いいねいいね、ワンちゃんがいる生活って憧れちゃう。そう言いながら、柴犬、マルチーズ、ヨークシャーテリア、ポメラニアン…

スピッツの美しい歌詞10選(⑥~⑩)

①~⑤の続きぞな もし atsukohaaaan.hatenablog.com

スピッツの美しい歌詞10選(①~⑤)

スピッツが今年で結成30周年というアニバーサリーイヤーを迎え、CDを出したり、ライブをやったりとお祭り騒ぎなこの頃である。中学生の頃からファンになったわたしにとっても、今年はファン歴10年のアニバーサリーイヤー。 そんな中こんな愛溢れるブログ?を…

2017年上半期読書記録

今シーズンは近くの図書館に通い読書に励もうと思ってましたが、映画を見る機会の方が多かったかもしれません。なので予定よりもあまり量は読めませんでした。てなわけで良かった作品の記録です。上半期代表は3作。 ①うらなり/小林信彦夏目漱石「坊っちゃん…

でも あれはつばさだったよ

ミサイルだか人工衛星だかが打ち上げられた朝、都内の地下鉄は止まっちゃったりして大騒ぎだったようだ。わたしは影響を受けずに済んだけれど、日本に向けてミサイル(あるいは人工衛星)が放たれて、それが首都圏の交通網に打撃を与えるなんて、規模がでっ…

饒舌をときにたしかな証とも

昼過ぎからのデートだったから早起きする必要がなかった。のんびりと起きて、作り置きしていたカレーをブランチとして食べて、食後にはコーヒーを飲んだ。わたしはカレーもコーヒーも大好きで、三食どころか四日間ぐらいこの組み合わせでも構わないぐらいだ…

君までのきょりわるじかん

わたしが今まで付き合ったりした人たちがそういう人達だったのか、それとも男とはそういうものなのか。比較対象が少ないからいまだに分からず、ただただ「ああそういうものなんだろうなあ」とだけ認識してること。彼らはなぜ恋人の家に自力のみで行こうとす…

それならばまんまとかかって

君の名は。について今さら考えている。 入れ替わりとかの謎現象や「君」じゃなければならない理由が明らかになっていないところが面白かった。 入れ替わりについては「若い頃によくある現象」と言われただけだったし。従来の漫画とかだったら瀧君と三葉は前…

燃ゆる夜は二度と来ぬゆえ

鍵を失くしたという連絡が入ったから、部屋の掃除がてら探してみるとベッドサイドにぽつんと落ちていた。ははあ、あの時に落としたんだな、と目星をつけ「あったよ」と伝えた。 「マーベル・コミック的なヒーローの飾りがついているやつでしょう」「そうそう…

恋と呼ぶなら恋かもしれない

「ワンニャンの暮らしが第一党」という政党を作って、党首を犬山猫男氏にして、それの議員秘書になったところからわたしも都知事選に出たい。だからそれまで小池百合子さんには頑張っていて欲しい。もし小池さんがなんらかの不祥事やらで都知事を辞めること…

ひとつひとつを祈りのように

先日人にお金を貸した。 これまでも千円や二千円ぐらいならサッと貸したり、友達との旅行代を一時的に立て替えるぐらいならしていたけれど、今回はなかなかの大金だ。そのお金の受け渡しに、わたしは新宿駅近くの半地下の喫茶店を指定した。 喫茶店に先に着…